今年もお世話になりました。

 2014年が終わろうとしています。
 個人的に、今年の大きな出来事といえば、人生二回目の突発性難聴の出現で再度の入院を余儀なくされたことが思い出されます。聴力は回復したし、今回の難聴は音が原因でないものの、やっぱり自分は、ライブハウスでのライブに参加することは諦めなくてはいけないんだなあという気持ちを噛み締めました。10代から慣れ親しんできた楽しみから距離を置かなくてはいけないということ自体は寂しい話ですが、まあ、仕方が無いですね。本当に14帝國がバンドで無くて良かった。
 あと、それもあって、自分がブログやTwitterという媒体から何を発信したいのかなーということも考えるようになり、きちんとしたかたちで本の感想を残すことを心がけたくなったのも今年の変化かな。読書メーターでの記録に留めるだけでなく、もっと、心がうち震えるような作品に出会ったときには自分なりの長文の感想を綴っておきたいと思うようになりました。この数年、毎月の読書記録と式典の感想以外は放置状態が続いてしまったこのブログですが、そういう意味で仕切り直しです。まあ、今では、それよりもっとお手軽なやり方をする人の方が多いんでしょうが、わたしは、なんというか好きなものに関してはしつこくてねっとりしてるので、それを文章化しておきたいのですよ。そしてあとから読み返して、赤面したりにやにやしたりするのです。
 そんな感じで、ますます個人的な愉しみの発露にしかならないこのブログですが、それでもわたしの本の感想で、その本に興味をもって下さったり、14帝國の感想で、帝國を思い出して下さったりするかたがいらっしゃるとしたら、それはもう、とてもとても有難く、嬉しい話なのです。この文章を読んで下さったかた、みなさまに良い一年が訪れますように。来年もよろしくお願いいたします。

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